違う、そうじゃない ADHDとHRの話
かなり早い段階でADHDの存在は知っていて、本やWEBで情報は持っていた
自分の生い立ちが授けてくれたギフトだとは思うんだけど、人の行動や心理を読み取って、ある特定のシチュエーション下で潤滑油の役割をする
でも、なんか違うんだよなっていう事があった
10年以上前の事だけど、一緒に働いているメンツの中にADHDと思われる特性を持ったスタッフが少なくても二人いて、二人とも嫌われていたというか扱いにくい印象をまわりに与えていたんだけど、接客業だったんだよね
今で言う「大人のADHD」に当てはまると思うんだけど、接客中に発動されると困るシチュエーションがあって、マジでとんでもない怒らせ方をしちゃうわけ
ADHDは生まれ持った性格に近いのか障害かっていうのはちょっと置いといて、制御できない言動や行動の質によっては、お客様は2度とこなくなる
そのスタッフと話してどういうことだったのかを深堀りしていくわけだけど、最終的にこれからどういう風に気を付けるかっていうスタッフの結論に違和感満載
いや、これだけ話したのになんでそうなるんや?
クレームに対峙する事も立場的に多かったから、お客様とスタッフの話を比較するわけだけど、そのスタッフがお客様ともめたときの辻褄というか、何でそうなった?ってのが多いw
わかったのはお客様の話がそのスタッフに通じていないって事
これはある特定のシチュエーション下で起こるミスに近い物で、知識的に自分がカバーしていない話を接客しなくちゃいけないというプレッシャーの中、無理に案内しようとしてわけわからんくなって自爆してるんだけど、自爆している事が自分でわかっていないっていう事なんだよね
これは誰でも起こるかもしれないけど、彼らはそこからこじらすんだと思う
これがわかるのにすんごい時間かかった
ちょっとどういう言い方をしたのか覚えていないんだけど、総務に「あいつADHDだからまわりの理解が必要よ!!」っていう趣旨のレポートをしたんだけど「軽々しくそんなこと言うんじゃないよ、ぼけ」って感じであしらわれたw
基本的に人の名前や顔、言動などは覚えている方なんだけど、そいつの名前と顔は今も忘れないし今後も忘れないと思う。まあHRってうさん臭い人多いというか、いまだに確立していない部分が多いんだよね
社員教育はHR主導でやると失敗する可能性が高いのは、カリキュラムを実行する事に焦点が当たりすぎて、その後のフィードバック処理をしないか、方法を知らないから手つかずのどちらかになって趣旨が途中で焼失してしまうからだと思う
かといってOJTにしても何をもって成果が出たのかっていうのを売上や漠然とした成長だけに絞っているからわけわからなくなるわけで、成功の過程として目的を多段階に分ければいいのよ
そしたらそこに持続性がでてくるから。。。
数社しかまたいでないから他の会社でちゃんとできてる所があるかはちゃんと知らないけど、少なくても経験してきた中では1社もできてなかったし、育てるうえで大切なスキルの平準化もできてなかった
まったくいい上司じゃなかったと思うけど、何人もマネージャーに育ってくれたから何が大切かっていうのは教えられたと思う
で、何が言いたいかっていうと、自分がADHDだと理解をし、医学も取り入れて、娘も頑張って育てて、苦労しながらめっちゃ頑張ってる同僚を尊敬してるっていう話。
認識する事で今までより生きる事が楽になるのであれば、必要な人に自然に認識される世の中になればいいのになって思う
そのときまわりが手助けする方法を知っていたらもう言うことないよね